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「ルイ・ヴィトン」から学ぶ高収益戦略 


ルイ・ヴィトンのイベントに行ってきました。といっても場所は大阪です(笑)


こちらのイベントは、1854年創業当時から現在までを辿るコレクションの数々が展示されており、また、フランスのアトリエから職人が来日し実演、そしてブックストアなど見ごたえ十分なイベントでした。



今回は、写真の掲載許可が取れなかったので文章でお伝えします。



イベントの流れをまず説明しますね。



Step1:

黒服の方が丁寧に案内


梅田の催事場につくと 黒服の方がイベント会場内へ案内

早速入口をはいるとガラス張りに商品展示されています。


  

Step2:

歴史を感じさせる展示品の数々


昔のデザインと今のデザインを比較させる展示で、どのように製品が変化してきたのか

歴史が感じられる仕組みになっていました。写真でお見せできないのが残念ですが、

上の段から下の段へ現在のデザインに変わっている様が観察でき、とてもオシャレに展示されていました。



Step3:

ルイヴィトンを愛用した偉人たち


次にあの人も使っていたコーナー

「政治家 板垣退助(明治維新の元勲)」 100年前の愛用品!



Step4:

ルイヴィトンが積み重ねてきた歴史のコーナー


創業者のルイヴィトンは、1859年トランク職人から事業を始めました。

では、何故トランクから始めたのか?

こちらのサイトからでも、簡単にルイヴィトンの歴史が読めます。


https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/la-maison/a-legendary-history#


今では高級ブランドのイメージを占めていますが、

もともとは、こういう歴史なんですね!




Step5:

ルイヴィトン職人技の紹介


先述した、フランスのアトリエから職人が来日し実演されていました。。

手元の作業を細かく見れるように、映像をバックに映していました。

その繊細な作業はさすがの一言です。

 


Step6:

ブックストアでグッズの販売

最後に、出口を出ました。

そして、そこにはグッズ販売のお店があり、

今ここでしか買えない 世界の言語のLVグッズ販売 、手帳、ブックが販売されていました。


うまい事なってますね。

これまでのルイヴィトンのストーリを体感したあとだと、

1冊1万円の本でも 欲しくなっちゃいますね。


普通に買わないだろうという商品を、結構みんな並んで購入しています。



いやーなるほど!と思うのは 早い、半月の期間でイベント賃料を払い、売るのは高級グッズだけ?

でも商品はないしなと 思った時、黒い服を着た人が いかにも上顧客と思われる人と

イベントブースから出てきて あるホールに入っていきました。

そこには、また黒服が立っていてどうも一般人は入れない雰囲気



Step7:

本命「特別受注会」

特に賑わいもない。 近づいてみると なるほど、特別受注会!!

入場パスを持っていないと入ることもできない場所です。

ここで一人数百万円分の受注はありそうですね。


という事で、まとめますとこのイベントの目的は2つ。



目的1.

ヴィトンの歴史を多くの人に知ってもらい 「ファン」になってもらう。

手が届く価格の限定商品でヴィトン購入の意識をつける。



目的2.

ヴィトンの上顧客にヴィトンの歴史を改めて営業マン付でおもてなしを行い、

その高揚した気持ちで別室で一人当たり数百万円の商品を買ってもらう。



1つの場所で「ファン獲得」「収益確保」の両方をやっている訳ですね!



いかがでしょうか、ヴィトンという世界最高峰の

会社が顧客獲得・収益獲得に叡智を結集して

たゆまぬ努力をされていると 感じました。



私たちにも出来そうなアイディア、出てきましたでしょうか。



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