こんにちは。にほん営業科学です。
今週は「会員数19万人の食材宅配サービス会社から学ぶ、SNSの使い方」
をテーマにお伝えします。
参照記事:
Instagramは顧客理解を深める絶好の教材 Oisixに学ぶアカウント運用の理想形
SNSで共感を集めるってどうすればいいのだろう?
大切なポイントを3つお伝えします。
1)情緒的な価値のアウトプット
参照記事の要約になりますが、まず重要なポイントが
「ユーザーのシェアから、自分の暮らしに合っているという共感が得られる」
ということです。
インスタグラムで「#オイシックス」を検索してみましょう。
https://www.instagram.com/explore/tags/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/?hl=ja
料理の写真がたくさんでてきます。
写真には、次のような文章もあります。
「買い物に行かないで済むのもラク」
「自分で献立を考えずに作れるのに、自分にない味つけや手順を知ることができる」
この写真と文章をみて、自分の生活に置き換えてイメージできるのではないでしょうか?
視覚だけでなく、嗅覚、味覚も想像して刺激になりますよね。
ユーザー目線で、商品の使用したときの情報が、
日常生活をイメージする写真で知ることができる。
これは、共感が非常に得られやすくなります。
このような投稿が、生活・想い・考えが乗った情緒的な価値になります。
2)ビジュアル情報を軽視しない
情緒的な価値を伝えるためにビジュアルが重要です。
そもそも、ビジュアルってどれほどの効果があるのでしょうか?
試しのこちらの図を見てください。
今日の記事の内容を図にまとめました。
いかがでしょうか?
このブログの文章を読むよりも早く理解できると思います。
MITの研究では、画像の処理は13mm/秒で理解できるという結果がでています。
それに対して文字は200mm/秒かかります。
理解の早さというものが、ビジュアルの強い武器になります。
理解の早さゆえに、コミュニケーションもスムーズになります。
私達が普段スマホでパパっと見るときに、
一瞬で理解できるほうが興味を惹かれますよね。
他にもメリットはありますが、
「早さ」というのが一つ重要なポイントになります。
3)メッセージの統一
情緒的な価値を伝えるために、ビジュアルが有効なことは分かりました。
ただ、やみくもにビジュアルを使ってメッセージを発信しても
結局は「この会社なんだったけ?」となります。
オイシックスの記事では、
広告とオーガニックを、ミッションからブレないように統一しているとありました。
統一を考えるとき、まずはお客様との接点をすべて洗いだしてみて下さい。
例えば、ケーキを販売していたとします。
・売り場
・ウェブサイト
・SNS
・テレビ
・パンフレット
・贈り物
・広告・新聞・口コミ
と、たくさんでてきます。
そのほとんどが、ビジュアル+文章で接しています
※口コミだけ、評判が占めるので例外です。
このすべての接点で、メッセージを統一させる必要があります。
(ブランディングについては後日書きますね)
弊社でも、お客様との接点で必ずロゴ、デザインがあります。
是非一度接点を洗い出してみて、メッセージがブレていないか確認してみて下さい。
最後に大切なポイントをまとめます。
①共感を得るために情緒的な価値を伝える必要がある。
②情緒的な価値は、ビジュアルを使い一瞬で伝える
③お客様との接点を洗いだして、メッセージを統一させる
次の記事では、発信する内容をどう考えていくか、
読み解いていきますね。
文責:玉谷直紀
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