こんにちは、にほん営業科学です。
今日の記事は、自分の枠を超えたアイディアを発想する方法をお伝えします。
世界最古の発想法といわれる「ランダム刺激」というものがあります。
これは、ニュートンの話がとても有名です。
ニュートンがリンゴを落ちるのを見て、重力を発見した。
という話がありますが、厳密にいうとちょっとストーリーが違います。
ニュートンはリンゴが落ちるのを見る前に、瞑想にふけっていました。
「月ってなんだろう?」
「地球と一体なにが違うのだろう?」
その時、偶然目の前にリンゴが落ちたのを見かけました。
リンゴの落下を見た瞬間次のように考えたそうです。
「月にもリンゴを落とすのと同じ力が働いているとしたら?」
この発想を得て計算をしてみると、重力というものがあるのでは?と発見しました。
ニュートンは「偶然落ちたリンゴ」という視覚的な刺激をうけて、
自分が抱えていた問題と結びつけたのです。
このように偶然自分に起こった刺激を、ランダム刺激といいます。
さて、現代の私達にとって、とても有用なリンゴがあります。
それはGoogleです。
Googleを使ったランダム刺激をやってみます。
①適当にタイピングして検索します。
私も試してみましたが、こんな感じで検索しました。
→「あえいれうv」
※怪しそうなサイトは気をつけてください!
すると、「空中写真利用による森林調査法」
という256ページに渡るPDFファイルがありました。
私の生活上では、絶対に出会うことはない文献です。
ざっと内容を見てみます。
このような手法で森林の調査をされ、
管理されている方がいらっしゃると思うと
感謝の気持ちに満たされました。
②発想したい自分の問題と結びつけてみます。
私は「新商品を開発したい」という問題がありますので、
森林管理や空中撮影という現象と結びつけてみます。
③思いついた疑問をメモに書き留めておきます。
「空から観察するように、もっと俯瞰してみるとどうだろうか?」
「森林を現状把握する手法と、何か関連はないだろうか?」
「林を分析する計算は、オンライン上の人の行き来に取り入れられないか?」
このような感じで、①〜③を10回くらい回します。
ほぼ100%、普段絶対に発想しないようなアイディアがでます。
ポイントは、実現可能とか常識を一度横においておくとベストです。
結構面白いので、是非試してみてください。
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