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第2回「色んな人と合うけど、結局ビジネスの関係へ発展しない…」自己紹介で損をしないために必要なこと


第ニ回:自己紹介した後相手から話かけてもらえるのは何故か?


この回のポイント:


①「広告」「PR」「ブランド」の意味から自己紹介を紐解く

②自己紹介では「ブランド」を達成させて話かけられやすい状況を作る



第2回は自己紹介で結局何を達成させたらいいのかをお伝えします。


前回では、関連性についてお話ししましたが、

もう少し深堀していきます。


自己紹介をしている人と、それを聞いている人が

つながりを持たせるためにカテゴリーを考えるということをお話ししました。


しかし「ただ共通点があるなー」と感じていただくだけでは、

興味をもたれないケースがほとんどです。


道端で同じ服を来た人とすれ違うと、一瞬「おっ!」とはなります。


が、特に話しかけてみたいとかにはなりませんよね。


逆にどういう状況であれば、見ず知らずの他人に話しかけたいと思いますか?

 

想像してみて下さい。


あなたが見ず知らずの人に話しかけたい!と思った理由にどんなことが考えられますか?


ここのメカニズムについてお話ししていきます。



①あなたのその自己紹介は、広告やPRになっていないか?


誰かに自分こと、自分のビジネスのことを伝えるときに、

次の3つの質問を考えて見て欲しいです。


・自分は相手に広告を見せているのか?

・自分は相手にPRをしているのか?

・自分は相手にブランドを意識してもらうのか?


どれも似たような印象になりますが、

この3つの定義を意識するだけであなたの自己紹介は変わります。


もう少し詳しく解説します。

(様々な定義がありますが、解説することはこのブログでの定義になります。)



「広告」「PR」「ブランド」を比較してみて、それぞれ何が違うのか?


広告は文字通り、私達の生活に溢れていますよね。


ネットにアクセスすると、ここをクリック!と頻繁に表示されたり、

スーパーの特売のチラシがポストに入っていたり。


それを見て「今日は卵が安いから買いに行こう!」と行動へ繋がります。


広告とは、会話で表すと「私は○○をしています!」ということを、

あなたが直接誰かに伝えていることです。



一方PRとは何でしょうか?


「パブリック・リレーションズ」の略になりますが、


一言で言いますと、


自分たちを好きになってもらうための情報提供です。


例えば、カレー屋さんのチラシがポストに入っていたとします。


そこには美味しそうなカレーの写真と値段がかかれています。


これは単純に「広告」になります。


では、広告にSNSへのアクセス方法があったとします。


そこには、


「ここのカレー屋さんは、ふんだんにスパイス使われていて美味しい!」


という、お客さんの感想がたくさん書かれていました。


で、私達はこんなにスパイスを使っていますという厨房の写真も載っています。


このようなプロセスを含めて、あなたにより特徴的な情報を伝えます。



会話で表すと「私達は○○な特徴をもって○○をしています!信じて下さい!」


というイメージが、PRの意味合いになります。



少しここで立ち止まって見て下しさい。


あなたが自己紹介をしているのは、広告もしくはPRではありませんか?



おそらくですが、


「初めまして、私は、○○の仕事をしていて○○という商品を販売しています。」


「この商品は本当に素晴らしくて、情熱をもって販売しています」


という形式ではないでしょうか?



もちろんこれがNGという分けではありません。


自己紹介をする場面によって有効に働くこともあります。



ここからは、自己紹介から自分の契約に繋げる、


あるいは自分のビジネスを確実に記憶に残していただく。


といった、自己紹介のやり方になります。



それが、どのような形なのか「ブランド」という視点で見ていきます。



一般的に「ブランディング」と言われるものですが、


人によって千差万別で定義が違うかも知れません。



このブログでは「広告」と「PR」とを比較して、定義してみます。



会話で比較してみると面白いです。


「広告」は、「私は○○をしています!」


「PR」は、「私達は○○な特徴をもって○○をしています!信じて下さい!」


「ブランド」は、「あなたは○○な人なのね!すぐに理解できた!」




…あれっ?「ブランド」では、会話を発する人が変わっていますよね。


話しかけるのが相手側からになります。



「このカレー屋さんは、絶対に美味しい。店を見ただけで分かる」


と、相手側から話すようになります。



これがいわるゆブランディングに成功している状態ですが、


自己紹介をするときでも、このブランドを作ることを意識していきます。


つまり、相手が「あなたが何をしている人なのか直感的にすぐに分かる」

という状態を成功させる。ということです。



冒頭の質問ですが、

道端ですれ違った赤の他人でも「ブランド」を成功させれば、

話しかけられることができるということです。


最近は少なくなりましたが、「焼きいも屋さん」をイメージすると分かりやすいです。


あの独特な「プー」という音を聞いただけで、

「焼きいも屋さんが来たな!」と直感的に分かりますよね。


「焼き立てほくほく」のお芋が食べたい!とならないでしょうか。


ただ道を車で通っているだけなのに、

焼きいも屋さんは何も「広告」「PR」していないのにあなたは反応します。


これが「ブランド」になります。



一般的に企業のブランドを成功させるには、様々な視点があります。


言語と視覚を使って伝えていきますが、


ロゴ、字体、人、サービス内容、人、HPのデザイン、ビジョン

広告で発する言葉など、様々な方向性であなたに語りかけます。



自己紹介では、3つのポイントにまとめてブランドを作っていくことになります。



②自己紹介の内容準備をしておきたい3つのポイント



「広告」「PR」「ブランド」を比較して、「ブランド」の意味を見てきました。


自己紹介で話しかけられる、ビジネスへ繋げられるという人は


「ブランディング」に成功しています。


では、「あっ、あの人はこういう人なんだな」

と一瞬で理解してもらうために何を伝えていけばいいでしょうか?


結論からいいますと次の3つになります。


1)あなたの専門性を一瞬で理解してもらえるか?

2)あなたの実績を的確に伝えることができるか?

3)あなたの「あなたらしさ」をストーリーで表現できるか?



第三回から一つ一つを掘り下げて紹介してきます。


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